医薬ビジランスセンター(NPOJIP)へようこそ

NPOJIPについて

特定非営利活動法人医薬ビジランスセンターの英語表記Non Profit Organization Japan Institute of Pharmacovigilanceの頭文字をとってNPOJIPとしました。「エヌ・ピー・オー・ジップ」と読んでください。ビジランス(vigilance)とは、民間による監視、寝ずの番を意味します。監視の対象は、Pharmacoつまり、くすり(と医療)です。

だれしも適切な医療を受けたいと思っています。しかし残念なことに、病院や地域によって医療の中身に違いがあり、どこの医療機関へ行っても適切な医療が必ず受けられるということが保障されていません。医者が処方したくすりを「病気が治る」と信じて飲んで、むしろ病状が悪化したり、ほかの病気を抱えてしまったり、あるいは不幸にも亡くなってしまうことさえあります。

NPOJIPの設立目的は、「医薬品、および医薬品使用、医薬品行政に関する情報収集、調査、研究を行ない、その活動の成果を医療関係者および市民に還元することにより、薬害を防止し、科学的に確かな証拠に根ざした、患者・市民にとって意味のある適切な医療の普及をはかり、医療の向上に努めること」です(当センターの定款より抜粋)。