表6 日本の長期使用臨床試験における有害事象発現率(文献18より)
有害事象*a因果関係あり*b
解析対象例数 568 568
皮膚の有害事象発現例数 19133.6 11820.8
皮膚の有害事象発現件数 247147
 毛嚢炎 9917.4 6812.0
 節 132.3 61.1
 伝染性膿か疹 50.9 40.7
 膿か疹性湿疹 111.9 40.7
 単純疱疹 386.7 193.3
 カポジ水痘様発疹症 346.0 244.2
 帯状疱疹 40.7 10.2
 蜂巣炎 30.5 00.0
 白癬 132.3 50.9
皮膚以外の有害事象発現例数 417.2 20.4
皮膚以外の有害事象発現件数 432
 肺炎 10.2
 気管支炎 10.2
 感冒(インフルエンザを含む) 213.7
 上気道炎(急性扁桃炎を含む) 111.9 10.2
 尿路感染症 30.5
 敗血症 10.2
 両ソ径部リンパ節炎 10.2 10.2
解析対象例数 563563
検査値異常変動発現例数 15627.7 20.4
検査値異常変動発現件数 2492
 白血球増多 346.0
 s-GOT上昇 295.1
 s-GPT上昇 519.0
 LDH上昇 234.0 10.2
 総ビリルビン上昇 152.6
 Mg低下 20.4 10.2
 尿糖陽性化 91.6
 尿蛋白陽性化 244.2
  *a 「因果関係なし」「多分なし」を含む
  *b 「因果関係あり」「多分あり」「可能性あり」
塗布部位以外の有害事象が、ほとんど関連なしと判定された。
個々の例をみて関連性を否定してはいけない。欠陥試験の典型。