(2007.3.20号)

『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No78

タミフルは全ての人に禁止を!

事故死・突然死の原因はタミフルだ!

3月19日、NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)は、厚生労働大臣に対してタミフルの使用禁止と、タミフル販売会社から資金提供を受け横田教授らの研究結果を因果関係評価に用いないよう求める下記要望書を提出した。なお同日、副作用被害救済を却下された3家族が再審査を要望し意見陳述したが、その際、専門家として因果関係につき浜六郎理事長が意見を述べた。

要望事項

  1. 突然死および異常行動事故死など異常死の原因となっているリン酸オセルタミビル(タミフル)の一般臨床使用を中止すること。
  2. 関連企業(ロッシュ社および中外製薬)から多額の資金提供を受けている横田俊平横浜市立大学医学部教授が主任研究者を務めた厚生労働科学研究「インフルエンザに伴う随伴症状の発現状況に関する調査研究」の結論をタミフルの危険性評価の判定に用いないこと。
  3. 関連企業と利益相反のない研究者を別に組織し、利用可能なデータを用いて再評価を行うこと。
  4. 厚生労働科学研究「インフルエンザに伴う随伴症状の発現状況に関する調査研究」の主任研究者横田俊平横浜市立大学医学部教授、ならびに分担研究者森島恒雄岡山大学大学院教授の辞任を求めること。
  5. 上記2名以外の研究者についても関連企業との経済的関係を早急に調査し、結果を公表し、利益供与を受けていることが判明した場合には、当該班員の辞任を求めること。
  6. 本件のような事態の再発防止をはかるため,すべての厚生労働科学研究に係わる医師・研究社と製薬企業との経済的関係を公表し、罰則を含む厳格な規制を定めること。

要望の理由等詳細は要望書本文参照


市民患者が「ほんまもん」の情報を持つことが真の改革につながる
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