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No.50 [特集] いわゆる「発達障害」 子どもに使う薬剤の効果と害 2013年4月 発行

季刊誌50号

少年事件の加害者が「発達障害」をもっていると報道されるとき、
 「障害」ゆえに「事件」を引き起こした、
 「障害」があると「事件」を起こすのではないか、
 というような誤解と錯覚を人々に与えてしまう表現があります。

 それは「障害」なのでしょうか?
 そもそも「発達障害」って、何?

 そういう思いから、今号のタイトルを
 ――いわゆる「発達障害」――としました。
 できれば、非定型発達という用語を使いたかったのですが、
 それでは「発達障害」を取り上げたものだということに
 気づいてもらえないかもしれませんし。


もくじ

 Main Feature 特集 いわゆる「発達障害」
 ■ 特集を読む、その前に…                   編集部
 ■ 「注意欠陥多動性障害」とは その変遷、診断、現状        清水 誠
 ■ つまづいてもやりなおせる ゆとりのある社会を          川崎ちぐさ
 《編集長インタビュー》
 ■ 22歳で九九を覚えた                     編集部
 《新・市民の視点》
 ■ くすりは最小限にA発達障害について               春本幸子
 「発達障害」者を選別、排除する
 ■ 「発達障害」者支援法                    梅田忠斉
 害のほうが大きい
 ■ 子どもに向精神薬剤は使わないで               浜 六郎

  Second Feature 第2特集
 不眠・不安・うつの薬 PART2
 ■ 病気を診ずして、病人を診よ                 斉尾武郎

 ■ コラム:うつ病と薬剤について                浜 六郎

  Topic トピック
 ■ リリカ(一般名プレガバリン)の有効性と安全性を評価する   安田能暢

  Series 連載
 ■ 医師国家試験に挑戦しよう!O               木元康介
 ■ コーヒー無礼区                      坂口啓子
 ■ リレーエッセイ 身の回りの小さな発見           八幡 啓
 ■ 医師国家試験の解答と解説
 ■ みんなのやさしい生命倫理(50) 生老病死S         谷田憲俊

  Others
 ■ 質問箱 インフルエンザワクチンの接種に悩む
       抗インフルエンザ剤による獲得免疫抑制について
 ■ 読者の声
 ■ 書評
 ■ バックナンバー一覧 / 書籍申込用紙
 ■ 編集後記/奥付

49号と50号の正誤表